すこし前にクラウドファンディングで申し込んでいたレーザー加工機「FABOOL Laser Mini」が我が家に届きました。
待ちに待って待ちくたびれた感があるのですが、楽しみにしていたのでとても嬉しいです。
なお、現在FABOOL Laser Miniは通常販売が開始されており、SMART DIYs社のHPから購入が可能です。
今申し込むと9月下旬出荷予定らしいです。(8月2日現在の情報)
開封の儀
部品なので全部紹介するときりがないので、気になった部品をいくつか紹介します。
コントロール基板
従来版のコントローラーはArduinoMega + シールドと言う構成だったのが、FABOOL Laser Miniでは1枚のオリジナルPCB基板に変更になった模様。
最初、Mega+シールドを1枚にしただけのものだろうと思ってたのですが、そうでは無いようで、CPUにSTM 32F205RBと言うARMマイコンが使われていました。
残念ながらこの基板では拡張性が無く、3DプリンターのBS01のように後からLCDをつけたり何やかんやしたりすることは難しそうです。
ソースも非公開のようで、このレーザー加工機を色々改造して使うには、従来版のコントローラーを手に入れる必要がありそうですね。
何とか手に入らないかなぁ・・・
レーザーユニット
従来型のレーザーユニットは、外側を覆うカバーが3Dプリンターの出力品でしたが、評判が良くなかった為か出力に時間がかかる為か、とにかくFABOOL Laser Miniでは金属製のカバーに変更になっています。
当然重さが増している。
今回私はFABOOL Laser Mini標準の1.6Wレーザーに加えて、オプションの3.5Wレーザーも申し込んでいましたので、レーザーユニットが2つになります。
2つを並べて比較しても見た目の違いはありません。
見た目ではまったく分からないのですが、カバーの一部にW数が印字されていて判別可能です。
あと、レーザーユニット本体のリング状のものも1.6Wと3.5Wとでは色が違っていました。
1.6Wはシルバー、3.5Wではゴールドでした。
光学ステージ・キャリア
光学ステージ・キャリアはレーザーユニットの高さを調整する部品
09CA101B 1606298 との謎の型番が表示されています。何か別の部品の使い回しかな?
上下スライドさせてネジを締める。
従来型のこの部分は工具が必要だったので、工具不要で簡単に上下できるように改良されました。
ステッピングモーター
3個のステッピングモーターは全て同じNEMA17規格のステッピングモーターでした。
型番は JKONGMOTOR JK42HS34-1334AC と記されています。
ACアダプター
不良品?
mini v plate_Rと言う部品なのですが、金属で出来た部品の一部がえぐられた様に傷が付いています。
たぶん、動作に問題が無いと言うことで検品をパスしたのだと思いますが、こう言ったところにこだわりを持たないメーカーなのかと残念に思います。
この他にも梱包内容の確認で部品をチェックしてみた感じでは全体的に品質は低めの印象を受けました。
開封してみての率直な感想。