今回は、前から持っているArduino UNOに、GRBLシールドを付けない状態(何も付いてないArduino単体の状態)で、GRBLのプログラムを書き込んで、その動作をテストしてみました。
ArduinoにGRBLをインストール
GRBLのプログラムは、GitHubのプロジェクトとして公開されている。
現在のGRBLの最新バージョンは、1.1です。
(尚、V0.9以前のものと、V1.1以降の物ではプロジェクトのページが変わっている。)
そして、Arduinoへの書き込み方法も、GitHubのWikiページに書かれている。
Flashing Grbl to an Arduino – gnea / grbl – GitHub
GRBLは、Arduino IDEを使ってコンパイル→書き込みをする、一般的なArduinoの書き込み方法の他、コンパイル済みのHEXファイルを使ってArduinoに書き込む方法がある。
公式では、Arduino IDEを使う方法が推奨されているので、その方法で書き込みました。
プログラムはもうメモリぎりぎりですね・・・
ちなみに、Arduino IDEのバージョンはちょっと古い1.6.5を使っています。
GRBL Controller
ArduinoのGRBLをWindowsからコントロールする為の、その名もGRBLコントローラー
・・・を、使おうと思ってWindowsにインストールまでしたのですが、実はこのソフトの開発は停止中で最新のGRBL1.1には対応していないらしい。
接続までは可能なのですが、実際に操作しようとすると、
error:22
と、エラーが表示されて動作しません。
AdvancedタブにあるGRBL Settingsも使えないようなので、GRBL Controllerの使用はあきらめることにしました。
残念・・・
bCNC
次に試したのが、bCNCと言うソフト。
割と評判が良いようですが、私のPCにはPythonが入ってなかったので、インストールが面倒臭いのがちょっと難点でした。
とは言え、Pythonさえインストールすれば、bCNC自体はインストール作業はダウンロードして解凍するだけなので、思ったほどハードルは高くはありませんでした。
あと、bCNCの終了ボタンを押すと、謎のエラーが発生して終了出来ない現象がありました。
これは、何かPythonの文字のエンコードエラーらしくて、下のサイトで解決方法が記載されていて、その通りにすると解決できた。
bCNCを色々いじってみた結果、UIが特殊でちょっと取っつきにくい感じですが、機能は豊富で便利そうです。
まだ、殆ど使い方は分かりませんが、GRBL1.1が使えるようなので、とりあえずbCNCを使っていこうと思います。