レーザー加工機

レーザー加工機で簡易シルクスクリーン印刷

投稿日:2018年6月28日 更新日:

前回紹介したマスキングテープのカットを利用して、簡易的なシルクスクリーン印刷に挑戦してみました。
印刷するのは、定番のTシャツです。

 

スクリーン作り

メッシュ生地

シルクスクリーン印刷なので、何はともあれメッシュ生地が必要です。
今回は、ネット通販で1メートル単位の切り売りのメッシュを購入しました。
材質はポリエステル製のメッシュで 、目の粗さが100番の物と120番の物の2種類を購入。
100番と120番の物は、メッシュの目の粗さだけの違い・・・かと思いきや、生地の厚みもかなり違いました。
100の方が厚みがあって固く、それと比べると120の方は薄くて柔らかい。

個人的には柔らかい生地の120の方が使いやすい気がしました。
なので、今回は120を使っています。

 

メッシュ貼り付け用フレーム

次に、メッシュ生地を貼り付ける為のフレームを作りました。

材料は、MDF板(2.5mm)をレーザー加工機で切り出し。
大きさは、とりあえず3種類作りました。

このフレームに、メッシュ生地を適当に切ってから貼り付けて利用します。

フレームはなるべく大きいほうがスキージングしやすくて良いのですが、必要以上に大きいとメッシュ生地も大きな面積が必要になり無駄になります。
なので、印刷する内容によって枠の大きさを分けた方が良いかと思う。

このフレーム自体は何度も使い回し、貼り付けるスクリーン(メッシュとマスク)は基本使い捨て。

 

マスク(ステンシル)の作成

GIANTロゴ

プリントしたいデザインのマスクをマスキングテープで作り、作ったマスクをメッシュに貼り付けて利用します。
メッシュの裏面(?)にマスキングテープを貼るので、デザインは左右反転させる。

 

マスキングテープをレーザーでカット

最初、前回の方法と同じように、フライパン用のアルミホイルを使ってマスクを作っていました。
ですが、この方法では、マスキングテープを貼り替える必要があって、とても面倒でした。

ですので・・・

 

マスキングテープをレーザーでカット

そこで、メッシュにマスキングテープを貼って直接レーザー加工を試してみたところ、テープだけカットすることが可能でした。

 

メッシュとマスク

この方法では、マスキングテープを張り替える手間が減って楽になりました。

 

焼けて穴が空いたメッシュ

しかし、失敗するとメッシュに穴が空いてしまったりします。
鋭角に折り返したりする部分はエネルギーが集中して焼き切れてしまうようです。

しょうがないので、カットする順序を変えたり、ヘッドの移動速度を変えたりして対処しました。

ちなみに、3.5W 100% スピード1200 1回で加工しています。

 

メッシュをフレームに貼り付け

レーザー加工が終わったメッシュ生地を、フレームの裏側にテープを使って貼り付けました。
なるべくテンションをかけて、ピンッと張るように・・・したいけど、なかなかうまく行かない。

 

スクリーンの完成

文字部分を抜いて、最後に開いている隙間にもマスキングテープを貼ってスクリーンは完成。

 

完成したスクリーン

表から見るとこんな感じです。
 

 

インクの準備

アクリルガッシュと布用メディウム

ネットで見て、インクは100均で売っているアクリル絵の具(アクリルガッシュ)に、メディウムを混ぜて使いました。

100均のアクリル絵の具は、オリジナルTシャツを作る時に良く使われているようです。
メディウムの方はターナーのファブリックメディウムで、600円程。

アクリルガッシュだけでも良いのですが、メディウムを混ぜると乾いた時に割れにくくなったり洗濯に強くなったりするらしいです。

 

ターナー色彩 ファブリック メディウム

このメディウムは化学繊維の生地には定着が悪くなるらしいです。

 

絵の具とメディウムを計量

キッチンスケールを使ってアクリル絵の具とメディウムの分量を計って混ぜています。
絵の具と同量混ぜると良いらしいですが、私はメディウムを少し減らしています。 

 

印刷

それではプリントしてみます。

ピンクの端布

1回目はだいたい失敗するので・・・いきなりTシャツにプリントする前に、適当な端布で試し刷りを行います。
多分、メッシュにインクが馴染んで無いから失敗しやすいのだと思うので、その為の捨て印刷。

 

スクリーンにインクを乗せた状態

スクリーンの端にインクを乗せて、スクィジーで擦る。

 

スクィジーで擦った後

スクィジーで何度か擦った状態がこれ。

 

スクィジー

ちなみに、このスクィジーは大阪心斎橋の東急ハンズで購入しました。
樹脂製のもので、安いです。
大きいのと小さいのを買いましたが、専ら小さい方を使っています。
大きいのは要らなかったかも。

 

プリント失敗

ゆっくりとスクリーンを剥がして見たら・・・

失敗です(涙
右側に強くインクが滲んでしまいました。
擦るのが強すぎたのか、はたまたスクリーンがズレてしまったのか

この結果を見て、Tシャツへのプリントを止めるか続けるか悩んだのですが、失敗覚悟で続行することにしました。

 

Tシャツにスクリーンをセット

Tシャツにスクリーンをセットします。
スクリーンの置く位置は予めテープを貼って印を付けておきました。
あと、裏移り防止用に印刷面の裏に段ボールを入れてあります。

 

Tシャツにスクリーンをセット

先ほどと同じように、インクを端っこに乗せて、スクイーズしました。

そして、Tシャツからゆっくりとスクリーンを剥がします。

 

Tシャツからスクリーンを外す

うーん・・・
この写真では上手くいってるようにも見えますが、インクの乗りが悪くて、色が薄くなっちゃいました。
失敗です。

 

インクが薄い

発色が悪いし、Tの文字の端っこが若干擦れてしまっています・・・

 

で、せっかくのシルクスクリーンなので、続けてもう1枚別のTシャツにもプリントしてみることにしました。

もう1枚のTシャツ

先ほどと同じように、Tシャツにスクリーンを乗せ、インクを乗せて、スキィジーで擦る

 

2枚目のTシャツ

さっきよりは、濃くプリントできましたが、それでもやっぱり薄い仕上がりです。

インクの問題だろうか、生地の問題だろうか・・・

 

シルクスクリーンで印刷したTシャツ

と言う訳で、シルクスクリーンで印刷したTシャツはこんな感じです。
こうやって見ると、ロゴはちょっと小さいし、位置もちょっとずれてるし・・・色々難しかったです。

 

と言う訳で、簡易シルクスクリーン印刷は以上です。

 

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