FABOOL Laser Miniのバックラッシュがどの程度なのか、測定してみました。
測定に使ったのは、こちらのダイヤルゲージ。
0.01mmの変化が計測できる。
シンワ測定 ダイヤルゲージ 標準型 0.01mm/10mm 73750 – Amazon
今回は、ダイヤルゲージだけ買ってスタンドは自作です。
いつも通り、MDFをレーザーで切り抜いて作りました。
底面には磁石を仕込んでいるので、加工ベッドにベタッと張り付きます。
このダイヤルゲージの先端を、FLMのフレームに当てて、押したり戻したりして測定してみました。
具体的には、1mm押して1mm戻した時の誤差をX軸とY軸でそれぞれ計りました。
上のPNG動画を見てもらえると分かると思いますが(動いて見えない人は対応しているブラウザで見て下さい)、1mm押して1mm戻してるので、理想は針が同じ数値を差すことなのですが、押した時は針が10辺りで、戻した時は25辺りで止まっています。
ちなみに、押したり戻したりのコントロールは、シリアルポートを開いて直接Gコードを送って操作しました。(実際には一連の操作を行える専用のソフトを作りました)
で結果はと言うと、X軸が0.05mm程、Y軸が0.15mm程でした。
X軸はわりと優秀な気がしますが、でもY軸は酷い気がします。
こんなに酷くてもMDFの切り抜きとか出来てるのが凄い気がする。
円がいびつになるのは、もしかするとY軸のバックラッシュが原因なのかも・・・?