3Dプリンタ

Ender-3 カスタムコマンドを登録

投稿日:2018年12月19日 更新日:

Ender-3 カスタムコマンド

Ender-3のファームウェアであるMarlinには良く使うスクリプト(G-Code)を、カスタムコマンドとしてLCDメニューに登録しておく機能があります。

カスタムコマンドを登録しておけば、後からLCDの操作で簡単に呼び出せます。

そのカスタムコマンドには最大5つのスクリプトを登録することができるので、今回は以下の内容のスクリプトを登録しておきました。

尚、このカスタムコマンドを登録するには、ファームウェアの書き換えが必要です。
そのファームウェアの変更方法の説明はこちら。

Ender-3 firmware

 

また、今回のファイルの修正はConfiguration.hでは無くConfiguration_adv.hファイルです。

 

Configuration_adv.hの修正箇所

/**
 * User-defined menu items that execute custom GCode
 */
#define CUSTOM_USER_MENUS
#if ENABLED(CUSTOM_USER_MENUS)
  #define USER_SCRIPT_DONE "M117 User Script Done"
  //#define USER_SCRIPT_AUDIBLE_FEEDBACK
  //#define USER_SCRIPT_RETURN  // Return to status screen after a script

  #define USER_DESC_1 "Preheat Bed"
  #define USER_GCODE_1 "M140 S70"

  #define USER_DESC_2 "Home"
  #define USER_GCODE_2 "G28\nG0 Z10F200\nG0 X0Y0F5000"

  #define USER_DESC_3 "Print stop"
  #define USER_GCODE_3 "M25\nG91\nG0 Z10F200\nG90"

//  #define USER_DESC_4 "Heat Bed/Home/Level"
//  #define USER_GCODE_4 "M140 S" STRINGIFY(PREHEAT_2_TEMP_BED) "\nG28\nG29"

//  #define USER_DESC_5 "Home & Info"
//  #define USER_GCODE_5 "G28\nM503"
#endif

1490行 #define USER_SCRIPT_AUDIBLE_FEEDBACK をコメントアウト
これは、操作の度にビープ音が鳴るので、それを抑止します。

その他1493行~ USER_DESC_1~3、USER_GCODE_1~3にそれぞれのメニュータイトルとスクリプトを書き込んでおきました。
登録した機能の内容は以下の通り。

 

1.ベッドのプレヒート

以前にも書きましたが、私が3Dプリントする時はいつもベッドの加熱をEnder-3のメニューで実行してから、PCでプリントデータを準備するようにしています。
これは、ベッドの加熱に時間がかかるので、その待ち時間をプリントデータをスライスしたりSDに書き込んだりする準備に利用して、時間を節約するためです。

しかし、通常のメニューからベッドの加熱を実行するには、少し手順が多いので、カスタムメニューから簡単に呼び出せるように登録しておきました。

 

2.ホーミング

以前Ender-3をABL化した時に、ホーミング位置はベッドの中央に変更しましたが、ホーミングをする度にヘッドの位置がテーブルの中央で止まるので、ちょっと不便でした。
なので、ホーミングしてその後にX0 Y0の位置までヘッドが戻るようにスクリプトを登録しておきました。
(これよりも、ホーミングの位置を変えたほうが良いのかもしれませんが・・・)

 

3.プリントの停止

プリントを開始したもののすぐにプリントデータの不具合に気づいてプリントを止めたい時が時々あります。

プリント停止の機能は、標準のLCDメニューに入っていますが、実は1層目のプリント中にプリントを止めるのはあまりよろしくありません。

と言うのは、1層目のプリント時はノズルの先端とビルドシートの隙間が近いので、標準のメニューを使って単純に停止させると、高温のノズルがビルドシートを溶かしたりしてビルドシートを傷めまてしまいます。(実はBS01で高いBuildtakに穴をあけちゃった経験が有るので・・・)
なので、これまでは2層目や3層目に進むのを待ってからプリントを止めたり、プリント停止後に急いでヘッドを上げる操作を行ったりしていました。

これが結構大変なので、プリントの停止とヘッドを上げるスクリプトを登録しておき、安全にプリント停止が行えるようにしました。
※実際には、プリントの停止方法が分からず、プリントの一時停止を使っています。

 

4,5は登録無し。

今回は登録したいコマンドは3つだけだったので、4番目と5番目はコメントアウトしておきました。

 

 

Ender-3 カスタムコマンド

カスタムコマンドはメニューの一番上に現れます。
それを選択すると・・・

↓↓↓

Ender-3 カスタムメニューの内容

登録しておいた3つのコマンドのタイトルが表示されました。

 

と言う訳で、Ender-3が少し使いやすくなりましたとさ

 

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