自作プリント基板を作る時のエッチング作業用に水平往復運動方式のシェーカーを作ってみました。
いつものように、側はMDF2.5mmをレーザー加工機で切り、ジョイント部品とかを3Dプリンターで出力して作りました。
この組み合わせはこのような小さな装置作りに最適だと思います。
この装置は、天板が横方向にゆっさゆっさと動きます。
その際のストロークは約4cmですが、ボリュームによってその幅と移動スピードを調節できるようにしました。
この上にエッチング液入りの容器を置いて使います。
間に滑り止め用のマットを挟んでいます。
エッチング液をぶちまけるとか大惨事は避けたいので・・・
動力源はステッピングモーターです。
後になってサーボモーターの方が良かったかなとも思っていますが・・・
モーターは以前紹介した1個250円の安物ですが、十分な仕事をしてくれます。
但し、ある一定のスピードになるとノイズが酷くなるので、ちょっと困りもの。
シェーカーのコントローラーには、Arduino Nanoを使いました。
ステッピングモーターを回す為のドライバーはA4988
尚、このコントローラーの基板も自作です。
横移動する軸には8mmのアルミパイプを使っています。
ブッシュとかベアリングは使わず、3Dプリンターで穴の開いた部品を作って、そこに通しているだけです。
精度とか必要有りませんので、こんなもんで十分かと。
耐久性はあまり無いかもしれませんが、駄目になったらまた作り直せば良いかなって感じで、安く仕上げました。
ステッピングモーターからの動力の伝達はバンコードを使っています。
バンコードは安くて使いやすいのでとても気に入っています。
と言うわけで、今回作ったシェーカーの動画作ってみました。