2台目Ender-3用にオートベッドレベリング(ABL)のセンサーを作りました。
1台目は金属に反応する磁気誘導型のセンサーを取り付けてABL化していますが、これはビルドシートの凹凸まではチェックできないし、分厚いガラス板は使えない。
で、2台目のEnder-3ではベッドの表面に接触させるタッチセンサーを作ってABL化してみることにしました。
市販のタッチセンサー(BLTouchとか、その廉価版の3DTouchとか)も考えたのですが、手持ちの部品で作れそうなので、市販品を買う前に気になっていた手作りタッチセンサーを試してみようと思った次第。
作ったタッチセンサーは、Thingiverseで公開されているBFPTouchと言うものです。
これは、サーボによってセンサー(ネジ)を上げ下げする類のタッチセンサーです。
ベッドのレベリングを行う時にだけ、センサー(ネジ)を下ろし、プリント中はセンサー(ネジ)を上げておきます。
実際のセンサー部分は光センサーを使っていて、光を遮る部品を上下させて反応します。
同様の仕組みの物が他にもThingiverseには公開されていますが、探した中では一番コンパクトでデザインが良く感じましたので、今回はこれを作りました。
これがBFPTouchの部品で、プリントしたパーツの他、サーボ、光センサー、ネジ類の一式。
サーボは秋月電子で買ったSG92。これはたまたま家に有ったもので、本当はSG90の方が安いし十分に使える。
光センサーは、3Dプリンター用の光学式エンドストップで、以前Ender-3を改造した時の余り物です。
ネジは、M3x10mmが2本、2mmx6mmのタッピングネジ(タップタイト)が1本、2mmx10mmのタッピングネジ(タップタイト)が1本、
そしてタッチセンサーとなるM3のネジは
ナベネジの頭を切断して両切りにして、先端が丸い袋ナットを取り付けています。
先端のストロークは約4mm程
以外と小さい?
で、全部組み立てるとこんな感じになりました。
センサー(ネジ)がスムーズに上下するようになるまでちょっと苦労しましたが、サンドペーパーで削りまくってなんとか完成しました。
しかし、既に持っていた部品で作ったので安く上がりましたが、これの為に通販で買い集めるとすると結構お金がかかりますね。
なもんで、他の人にお勧めできるかは微妙ですが・・・
Optical Endstop Light Control Limit Switch For RAMPS 1.4 Board – aliexpress
マイクロサーボ9g SG-90 – 秋月電子
作る人がいるとすれば、サーボはamazonで買うよりも秋月電子で買うのが良いかと思います。
サーボと一緒に配線用の材料も秋月で買えば一石二鳥。
と言う訳で、今回は作ったと言う話だけで終わり・・・
続き、取り付けとか配線とかファームウェアの書き換えとかは、また後日書こうと思います。