2台目Ender-3のオートベッドレベリングのセンサーに、BFPTouchを使うことにしました。
Ender-3では、プローブの上げ下げを伴うレベリングセンサーを使うと、音(ビープ音)が鳴らなくなります。
これは、本来なら圧電スピーカーを接続している端子をプローブの上げ下げのコントロールに使うので、音が鳴らなくなります。
それでも良いと言えば良いのですが、それでは今まで音で通知していた設定温度到達やプリント終了と言った通知音が鳴らなくてちょっと困ります。(ちょっとだけ)
でも、実は、Ender-3には他に使われていない端子が有るので、その端子を使えばスピーカーを繋いだままレベリングセンサーを使う事ができます。
今回はそのつなぎ替え作業を行いました。
Ender-3の使われていない端子は29番ピンです。
29番ピンは、上の写真の赤丸の場所にあります。
電解コンデンサーの隣にあるスルーホールです。
EXT-A2と印刷されているコネクターのS部分です。
Ender-3に取り付けられているメインボードは、周りがケーブルだらけ。
この状態で半田付けは難しそうなので取り外して作業を行いました。
今回の作業の中で、ケーブルの取り付け取り外しの工程が一番大変でした。
半田付けは一瞬なのに・・・
このように直接短いケーブルを半田付けしました。
ケーブルの先端にはコネクタを圧着しています。
これがプローブの上げ下げのコントロールの端子となります。
もともと27番ピンに接続していたケーブルを付け替えて配線は終了。
さらにファームウェアで、サーボの指定を27から29番ピンを使うように書き換えれば出来上がり。
以上、この29番ピンを使う事で、無事オートベッドレベリングとスピーカーを共存させることができました。